- せいか
- I
せいか【世家】(1)昔, 中国で, ある特典をもち, 世襲した家柄。 諸侯の類。(2)紀伝体歴史の分類の一。 諸侯など, 世襲の家柄の記録。→ 本紀→ 列伝IIせいか【井花・井華】「井花水(セイカスイ)」に同じ。III
「~を汲んで新水を与へ/自然と人生(蘆花)」
せいか【制可】天皇が裁可すること。IVせいか【勢家】勢力のある家。V「権門~」
せいか【声価】世間の評価。 名声。VI「~が高まる」
せいか【成果】なしとげた結果。 できあがったよい結果。「~を収める」
〔「なりはて(成果)」を音読した語〕VIIせいか【斉家】家をととのえ治めること。VIII「修身~」
せいか【正価】掛け値なしの値段。IX「~販売」
せいか【正課】学校などで, 修めるべき正規の課目。Xせいか【正貨】金本位国における金貨, または銀本位国における銀貨のように, その表示する価格と同じ値打ちのある貨幣。 本位貨幣。XIせいか【清歌】(1)清らかな声で歌うこと。 また, その歌。(2)管弦の伴奏なしで歌うこと。XIIせいか【生家】(1)その人の生まれた家。「鴎外の~」
(2)実家。 さと。XIIIせいか【生果】なまの果実。XIVせいか【生花】(1)いけばな。(2)自然の生きた花。XVせいか【盛夏】夏の一番暑い時期。 まなつ。 ﹝季﹞夏。XVIせいか【砌下】(1)軒下の雨垂れを受けるために石を敷いた所。(2)手紙の脇付に用いる語。 足下。 おてもと。XVIIせいか【笙歌】笙(シヨウ)に合わせて歌を歌うこと。 また, その歌。 しょうか。XVIII「~遥かに聞こゆ孤雲の上/平家(灌頂)」
せいか【精華】京都府南部, 相楽(ソウラク)郡の町。 木津川西岸に位置し, 関西文化学術研究都市の一角。XIXせいか【聖化】(1)キリスト教で, 聖霊によって人間の罪や汚れがきよめられ, キリストの徳をめざして倫理的・信仰的により高い次元へ上昇すること。 また, その過程。 カトリックでは成聖という。(2)帝王の徳化。XXせいか【聖歌】(1)神や仏をたたえるための歌。 宗教歌。(2)キリスト教で, 典礼に用いられる歌。 ローマ-カトリック教会のグレゴリオ聖歌, 東方正教会のビザンツ聖歌など。→ 賛美歌XXIせいか【聖火】(1)神にささげる神聖な火。(2)オリンピックのとき, ギリシャのオリンピアで採火して競技場へ伝える神聖な火。 1936年のベルリン大会で初めて採用。XXII「~リレー」
せいか【聖菓】(俳句で) ﹝季﹞冬。XXIIIせいか【臍下】へその下。 下腹。 さいか。XXIVせいか【製菓】菓子を製造すること。XXV「~業」
せいか【製靴】靴を製造すること。XXVI「~業」
せいか【西夏】中国北西部(今のオルドス地方・甘粛省)にチベット系のタングート(党項)族が建てた国(1038-1227)。 李元昊(リゲンコウ)は皇帝を称し, 国号を大夏とした。 のちチンギス-ハンに滅ぼされた。 東西交易の利を得て繁栄し, また独特の西夏文字を作った。XXVIIせいか【請暇】休暇を願い出ること。XXVIIIせいか【青果】野菜と果物の総称。XXIX「~商」「~物」
せいか【青花・青華】白地に呉須(ゴス)で絵付けをした陶磁器。 日本の染め付けに対する中国名。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.